勉強の哲学を読んでいる

記事めいたものを書くと肩に力が入って暴走してしまう。

夜中はりきって書いて「これでよし」と思ってアップした文章も、次の日の朝には、怖くなって誰にも見られたくない、コメントも星も付かないで欲しいって気分だ。

 

千葉雅也の勉強の哲学を読んでいて、ためになるなと思う。自分のそういう部分。弱くて痛い 。更にいえば、それに対して自覚的なせいで、よりいっそう面倒くさい)部分を肯定的に捉える事が出来るからだ。

文章を書くのは人に伝える為でもあるが、自分が考えを深めるためでもある。人に伝えること自体はそう難しくない。コードに乗っかって言い切っちゃえばいい。

自分はそれが出来ないので書きながらずっとモヤモヤしてる。そのモヤモヤはポテンシャルなのだと思う。いつでもコードから外れた文章を書けるし、モヤモヤが晴れたら、もっと明瞭な文章を書けるようになる。

課題3

こんちは

書いてみてわかる自分の文章力のなさ。

自分は、なるべく読みやすい文章を心がけているのですが。( 反面「読まれたらどうしよう」って思いもあるけど。)

ぐちゃぐちゃになって、書き直しても「なんか変だなあ」ってなる。そのルーチン。そうやって大体1〜2時間くらい推敲して「こんなに頑張って書いたんだから、なんとか形にしてアップしないともったいない…」って気持ちでエイヤっと投稿するんですけど、やっぱりなんかおかしい。恥ずかしい。

いやはやお目汚し失礼いたします。一昨日書いた文章も黒歴史過ぎて読み返せないです。

 

今「勉強の哲学」って本を読んでるのですが、それを刺激されて何か書こうと勢いづいている。

 

夜は短し歩けよ乙女」の感想を書きます。面白かったです。やはり湯浅は天才だし百戦錬磨だと思った。

前半、画面の面白さに対して、ドラマが薄い…って思わなくもない。あと詭弁踊りは、やり過ぎって思わなくも、ないw

スターシステムも、四畳半ファンへのサービスだろうけど、自分は湯浅の斬新なデザインのキャラがもっと見たいと思ってしまうので「なんだよ!スターシステムかよ!!」と思わざるおえません。

このまま終わったら退屈だなと、文化祭のシーンまではハラハラしながら見ました。それでも、この映画が大好きです。

夜は短しは、映画館に1人で来てるサブカルっぽい女の人がポツポツ居て。度々涙をぬぐっていた。自分も台風のシーンで泣いた。恋がしたくなる。とても恋愛感情を訴求してくる映画だと思いました。

 

なんちゅーか、アニメ映画=グローバルって文脈にしがちですけど。

「夜は短し」は、そこまで完璧な作品じゃ無いと思う。ドメスティックな作品だと思います。ドメスティックな感じが映画館をオフ会にしてくれる。通いたい、と思わせる映画。そして、なんといっても、大平が上手く使われてるw「大平きたああああ!わんわ!わんわああああ!」と映画館で叫ばずにいられない。心が叫びたがってるんだ!

作スレ住民でロッキーホラーショーごっこをやるなら「夜は短し」が最適だなと思いました。

課題2

前置き

はてなブログは、アクセス解析が使える所が便利です。一昨日、記事をアップした後2アクセスつきました。しかも1人は星までつけてくれた!ありがとうございます。

作画スレの皆さん、もし見つけたら友達になってくださいね。コメントも星もジャンジャン募集しております。

 

本題

ではひるね姫の感想をば。

うちの母親の地元は、ひるね姫の舞台に近くです。なので自分は母親を誘って見に行きました。とと姉ちゃんも好きですし。(ちなみに自分は「この世界の片隅で」もお母さんと見に行った。)しかし、ひどかった!終始「なんでこんなにダメなんだろう・・・」と思いながら見てしまった。

まず、あからさまなジブリっぽい要素が薄ら寒いと感じてしまう。ひるね姫の場合、トトロっぽさと、ラピュタっぽさ。あと耳すまっぽさ。それがちっとも上手くいってない。胸に響かないという・・・。端的に言うとすべってて薄ら寒いんですよ。

中国の偽ディズニーみたいなね。いやアレは笑えるから好きですけど。

まあ、ひねくれた自分側の問題かもしんないすけどね・・・。オードリーANNでいうところの「やってんなあ!」って感覚です。「神山やってんなあ、オイ!」っていう。

 

他には映画のプロットにも問題あると思う。

キャラが立ってない。

キャラクターの対立が上手くいっていないのでドラマが立ち上がらない。

ひるね姫におけるサスペンス要素は、追われる女・追う男って設定だけです。

地球の危機が描かれているわけでもないですし。キャラクター同士の関係性も薄く、父親と娘の関係はあれでいいのか?って疑問も残る。

ひるねが多いって設定は現実の人間関係に支障をきたさないか?その辺りをもっと掘り下げていけば、高校の先生や友達との関係も、もっと突き詰めていけたのでは?

キャラクターのぼんやりした感じが映画全体を支配している感じがする。

夢の設定もSF的な設定も非常にぼんやりしている気がするし。あのラストは無いわ!

悪玉も最初から最後まで絶対悪として描かれている。

そこに何の深みもないし、悪の美学もない。悪の規模も小さい。

結局、夢と現実を行き来する構成だって足枷にしかなっていなかったと思う。ドラマが分かりづらくなるし緊張感も高まらない。

母親とお爺ちゃんの確執だって「設定の後出し状態」になっているんじゃないですか。

本当にズタボロに書いてしまって申し訳なくなってきました。作画も微妙で、磯っぽいな、師匠っぽいなと思ったら本人が参加しててビックリ。テロップ力は高い!

あと末澤慧さんが結構重要なポストで参加していたのがビックリ。自分は高校生の時に磯光雄のMADを作ったんですが、それがすえざわさんのBBSに貼られて嬉しかったので、勝手に応援してます。 

唯一よかったなと思ったシーンは、ひるね姫ちゃんの実家に追っ手がやってきて、押し入れに隠れて逃げるシーン。笑えたし、あの辺りの空気感は好き。

東京にやってきたひるね姫ちゃんが、お爺ちゃんに話しかける辺りも、まあまあ好きです。

 

とまあ、こんなもんで!

本当にズタボロ書いてしまって申し訳ない気持ちになってくる。

自分は一回見ただけなので間違いも多いかもしれません。

そして自分はつまんなかったですけど、母親は「まあまあ面白かった」と言っていたので、自分がアニメ苦手なだけなのかもしれない。

これは作品自体の評価でありたいので、あえて売上は見ないようにします。

世の中、電脳コイルだって再評価しようとする人が居るんですから、ひるね姫だってある界隈では評価されているんでしょうね。自分もみうらじゅんぶって「だがそれがいい」って評価する事は可能なわけですし。

 

余談

今回はPCから書きました。スマホで書いたものとの違いを味わっていただければ幸いです。

課題1

前回、今回はスマホから書いております。

スマホから書くと変な文章になりすが「高橋スマホから書いてるんだなあ」と思って見逃してください。なんかね、直せば直すほどおかしくなるの

なるべくシンプルに書こうと心がけます。

 

さて今週はコナン・ひるね姫・夜は短しの感想を書こうと思うのですが。今回はコナンの感想を書きます。

 

僕は去年からコナンの映画を見始めた、というミーハーなのですが。(というのも去年、出会い系で知り合った女に誘われて見に行き、その女はマルチ商法の勧誘者だったから目が血走っていてハラハラしました。) 

 

コナンの映画を位置付けると、ただ面白いだけで内容が薄いと思います。

これは私達が本当に求めているアニメ映画ではありません。お祭り感はあるけど、チョッパーの映画みたいにドラマで泣かせてくれるっていう頼みの綱もないし。

 

そんな意地悪な見方しなくてもって思うけど、作画スレをこじらせている自分はつい、そんな意地悪な見方をしてしまう。

でも面白いは面白かった。面白かったんです!

 

今年のコナンはサスペンスがちゃんと機能してるし、倉木麻衣の主題歌も良い。何より森久司がラストシーンを担当していたのが、とてもよかった。その点でもチョッパーの映画を思い出す。

 

おそらくコナン映画の楽しみ方って、友達と一緒に観にいく事や、SNSで発信する事が大切なのだと思う。それが作画スレに引きこもってた時には、わからなかったですね。

 

総論を言うと映画コナンは「よく出来ているから楽しめる」。それ以上でもそれ以下でもなく。見れば面白いけど、それじゃ満足できないとも言えて。

だとしたら作画スレをこじらせてしまった我々は一体どういうアニメ映画を見たいというのか。

分からない…

ひるね姫、夜は短しの感想、この世界の片隅で君の名は。も交え書きながら考えていきたいと思う。スッキリした気持ちでルーを見るためにも。

 

PS、本日、京成バラ園池田理代子先生を見てきました。池田先生は大好きな「おにいさまへ」の雰囲気そのままで痺れた。

予定

今日は美学校に行ってきた。打ち上げも含めて、交流がとても刺激的でためになった。

コナン・夜は短し・ひるね姫の感想を今週中にカタつけたい。そしてスッキリした気持ちでルーを見に行く、それが目標。いや宣言だ。

 

それにしてもTwitterは色々あるせいでブログは非常に落ち着いて書けます。誰も見てないし。

山田尚子=山田洋次

高橋です。

2週間に「作画スレの事を書いて、作画好きの友達を増やそう。」と思いたって、意気揚々とブログを立ち上げたのはいいものの。最初の記事を書いて燃え尽きた感がある。

放置してしまった理由はいくつかあるのですが、主な理由は出会い系アプリをやっていたからです。僕も水池屋さんみたいにネットで女の子と知り合いたいので。

 

流石にずっと放置はまずいと思うので、かんたんに記事を書きます。

男はつらいよ 柴又慕情」(1972)を見ました。

山田洋次の演出が冴え渡っていて、とても面白かった。

吉永小百合の演じるマドンナがハッキリしない女でね。途中、お花畑でキャッキャウフフしながら、頭に花かんむりを乗せるシーンが印象的。「頭がお花畑ちゃん」の元ネタはここにあったのか、と(笑)

それ以外も20代前半の女性がキャピキャピ言ってるシーンが多くって、けいおんみたいでした。退屈なシーンが多いけど、レイアウトが決まってて、そこはかとなくアニメを感じる。山田洋次ってすごくアニメっぽい。(今、トラック野郎シリーズも見てるのですが鈴木則文もすごくアニメっぽい。)

そういや先月、キムタクの無限の住人も見た。三池崇史はそんなにアニメっぽくない。でも一番面白かった。

 

コメントじゃんじゃん募集中です。僕と友達になってください。

 

PS

坊主頭にしました。近いうちに坊主と去勢恐怖について、文章を書こうと思っています。ひるね姫・夜は短し・名探偵コナンの記事も書かねば。

あとウエルベック服従についても。そう思うと書く内容はたくさんあるな。

はじめまして高橋利明です

はじめまして皆さんこんにちは。

私は2006年から2011年までの間、作画スレ住民でした。

その間ニート生活をしてましたが、バイトを始めると同時に卒業してしまった。

今回ブログをはじめようと思い立ったのは、改めて作画スレに愛着があると感じたからです。旧友と再会したい、とかそんな気持ちです。

あと作スレ卒業してから色々見聞も広めてきたので、その点で前よりもっと相対的に扱えるかな。

(実は、ひるね姫を見て、コナンを見て、夜は短し歩けよ乙女を見て、作画アニメに対して、もう一度考え直してみたいと思った。)

作画について、映画について、色々書いて行けたらなと思います。

コメントお待ちしております。