課題2

前置き

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本題

ではひるね姫の感想をば。

うちの母親の地元は、ひるね姫の舞台に近くです。なので自分は母親を誘って見に行きました。とと姉ちゃんも好きですし。(ちなみに自分は「この世界の片隅で」もお母さんと見に行った。)しかし、ひどかった!終始「なんでこんなにダメなんだろう・・・」と思いながら見てしまった。

まず、あからさまなジブリっぽい要素が薄ら寒いと感じてしまう。ひるね姫の場合、トトロっぽさと、ラピュタっぽさ。あと耳すまっぽさ。それがちっとも上手くいってない。胸に響かないという・・・。端的に言うとすべってて薄ら寒いんですよ。

中国の偽ディズニーみたいなね。いやアレは笑えるから好きですけど。

まあ、ひねくれた自分側の問題かもしんないすけどね・・・。オードリーANNでいうところの「やってんなあ!」って感覚です。「神山やってんなあ、オイ!」っていう。

 

他には映画のプロットにも問題あると思う。

キャラが立ってない。

キャラクターの対立が上手くいっていないのでドラマが立ち上がらない。

ひるね姫におけるサスペンス要素は、追われる女・追う男って設定だけです。

地球の危機が描かれているわけでもないですし。キャラクター同士の関係性も薄く、父親と娘の関係はあれでいいのか?って疑問も残る。

ひるねが多いって設定は現実の人間関係に支障をきたさないか?その辺りをもっと掘り下げていけば、高校の先生や友達との関係も、もっと突き詰めていけたのでは?

キャラクターのぼんやりした感じが映画全体を支配している感じがする。

夢の設定もSF的な設定も非常にぼんやりしている気がするし。あのラストは無いわ!

悪玉も最初から最後まで絶対悪として描かれている。

そこに何の深みもないし、悪の美学もない。悪の規模も小さい。

結局、夢と現実を行き来する構成だって足枷にしかなっていなかったと思う。ドラマが分かりづらくなるし緊張感も高まらない。

母親とお爺ちゃんの確執だって「設定の後出し状態」になっているんじゃないですか。

本当にズタボロに書いてしまって申し訳なくなってきました。作画も微妙で、磯っぽいな、師匠っぽいなと思ったら本人が参加しててビックリ。テロップ力は高い!

あと末澤慧さんが結構重要なポストで参加していたのがビックリ。自分は高校生の時に磯光雄のMADを作ったんですが、それがすえざわさんのBBSに貼られて嬉しかったので、勝手に応援してます。 

唯一よかったなと思ったシーンは、ひるね姫ちゃんの実家に追っ手がやってきて、押し入れに隠れて逃げるシーン。笑えたし、あの辺りの空気感は好き。

東京にやってきたひるね姫ちゃんが、お爺ちゃんに話しかける辺りも、まあまあ好きです。

 

とまあ、こんなもんで!

本当にズタボロ書いてしまって申し訳ない気持ちになってくる。

自分は一回見ただけなので間違いも多いかもしれません。

そして自分はつまんなかったですけど、母親は「まあまあ面白かった」と言っていたので、自分がアニメ苦手なだけなのかもしれない。

これは作品自体の評価でありたいので、あえて売上は見ないようにします。

世の中、電脳コイルだって再評価しようとする人が居るんですから、ひるね姫だってある界隈では評価されているんでしょうね。自分もみうらじゅんぶって「だがそれがいい」って評価する事は可能なわけですし。

 

余談

今回はPCから書きました。スマホで書いたものとの違いを味わっていただければ幸いです。